北京市西城区では、2016 年 11 月から要介護高齢者を対象にした在宅ケアサービスの利用に対する補助金制度を開始する。最高で月400元の補助金が支給され、補助金によって要介護高齢者による専門サービス利用を促進する。同区では、現在、サービスを利用する要介護高齢者を約3,800名と見込んでいる。今後、専門員によって高齢者に対する心身状況、経済状況等に関する評価を実施した上で、必要とするサービス内容、要介護度、補助金の受給資格等を確定する。補助対象となる在宅ケアには家事、入浴補助、外出付添いなど 10 項目が含まれている。