展示会ニュース 2017.04.19
トヨタは車の研究を活用し、人々が再び歩けるようになるための積極的なサポートを行っています。
水曜日、同社はロボティック・レッグ・ブレース(Welwalk WW-100)を発表しました。この電動装置は、脳卒中患者などの部分的な麻痺のある人を助けるために設計されています。
脚ブレースは、体重を支えたり、脚を前方に振るなどの動きをサポートすることができます。
この装置は、セラピストの処方箋を微調整できる感度レベルを有しています。
あまりにも多くの機械的援助をすると、患者のリハビリの進行が遅くなる可能性があると、藤田保健大学の医師・執行副社長である斉藤栄一氏は述べています。
FHUはトヨタと共同でこのデバイスを開発しました。 "このデバイスは、サポートを少しだけ与えることを目的にしている"と医師は言っています。
日本の高齢者人口は、脳卒中による麻痺の発生が増えているため、今年後半には日本の医療施設に100台の機器が貸し出される予定となっています。
この機器の使用に際して、初期費用として9,000ドル、レンタル料として月額3,200ドルが必要となるとTechcrunchは報告しています。
トヨタ自動車の最高研究責任者(CEO)である磯部敏行氏は、「私たちのビジョンは誰に対してもモビリティを提供することです。」とAP通信に語っています。
「私たちは、この技術をどのように使って社会的ニーズを満たし、人々をより多く支援できるかを見極めるために、ロボットを開発しています。」と自動車メーカーは述べています。