展示会ニュース 2017.03.10
中国の大手保険会社・泰康保険は、2017年1月18日、広州市に大型医養社区、「泰康之家・粤園」をオープンした。投資額は20億元で、総建築面積は12万平方メートル、 全工程完成後には1,300部屋の規模となる。敷地内には医療施設を併設している。 昨年12月、泰康保険は広東省人民政府と戦略合作協議を締結し、広東及び珠三角地区において国際標準、高品質の「医養」サービスを提供すること、ミドル・ハイエンドの高齢者ニーズへの対応などについて合意した。「泰康之家・粤園」では予防介護、疾病治療、慢性病リハビリ、高齢者介護、ターミナルケアまでを総合的に行うために、医師、リハビリ士、介護スタッフ、栄養士などの専門スタッフを配置している。 同施設には既に300名を超える入居予約があり、予約者の内訳としては、企業幹部、 党幹部などの知識層が4割を超えているという。 同保険では2015年に北京、2016年に上海にて同様の養老社区を開業しており、北京の施設では入居率は95%、上海では開業後半年で300人を超える入居者となっている。